狼と香辛料Ⅸ 対立の町(下)
発売日まであと五日!ゎーぃ!ゎーぃ!


GGCC A-15


マーテイ「おい!どこ行くんだよジョージ!」


ジョージ「マ…マーティ、悪いけど僕は棄権するよ…とても無理だ。」
マーティ「おちつけジョージ、アレを渡しただろう?」
ジョージ「これかい?」
マーティ「そうだジョージ、敵が来たらこの石仮面を付けて
     『無駄無駄無駄無駄!』って脅かしてやれば一発さ!」
ジョージ「そう…かも知れないけどあれを見てよ。
     あのチームアビスパ…何て読むんだい?
     なんかどう見てもプロじゃないか。」
マーティ「大丈夫さ、ほらあっちには子供だっているじゃないか。」


ドク  「マーティ!これを見てくれ!」


マーティ「今大事な話を…なんだいドク?」
ドク  「あそこの子供達アルゼンチンの有名なユースチームだそうだ
     見ろサインを貰ってきた。」


ロレイン「キャーーーー!ディアス様ーーーー!!」


マーティ「…。」
ジョージ「僕は帰るよ。」


マーティ「ま・待ってくれジョージ、
     あのチーム見ろよ?
     サッカーの試合だってのに野球なんかやってるぜ?」
ジョージ「そ・そうだね…。」


うおおおおおーーーーっ!


シュウロ「い・いかん!その球は!」


ボゴアオオオオオオオォォォォォ!!


女医  「大変、心臓が止まっているわ!カンオケを用意して。」
シュウロ「慌てるな!ヘリを一機回してくれ、奇跡は起きる!」



ジョージ「あんなチームとやったら死んじゃうよ!」
ビフ  「つべこべ言うな、オラさっさとベンチに戻れよマクフライ!」
ジョージ「マ・マーティ!!た・助けて…!」


マーティ「はぁ、何だか俺も不安になってきたぜ…。」